人は私を孤高のプテラノドンというが。その正体は。
愛を投げ捨てた、老猿の如く自信が無い。
続編)2或いは、無関係な強風。
香乃の方から携帯へ来るなんて、何度も想像したが、新婚の青葉台の自分の部屋からだった。
最初はEメールのアドレスの事だったが、結局はテレフォンセックスに。気づくと下着は。
結局、土曜日に東京ホーラムで、会うことに。
外のテーブルは、カップルで賑わい、それでも探すとすぐに、見つけられた。萌黄色のワンピは6月の風にふさわしい清楚なもので、やや大きめのためのくびれは、少し年を取ったように見えている。目線は互いに普通だが、ここまでの経過は想像つかないのは、同様で、多分、30過ぎとは思うが、ラインは細身にフィットする生地の足元の白いサンダルに至るまで、3年ぶりの面会に遠かった、二十歳の印象からは想像できずに、若やいだ雰囲気に鼻白み言葉を返せずにいた。そういう仲ではないと言ってはいるが、眼を見張ラインは変わらず、おそらく何度も秘め事に雄弁な部分はエロチックにウェストまでの視線を操られそ
軽食後、ライカショップへ、道が分からずにいつも諦めていた店舗は目の前にあった。普通なら、カップルの喫茶だが、親の形見のM3の修理を頼めることに。晴海通りに出ると、スライドドアのタクシーで、移動だった。香乃がいう事になるには、永い日々も消えて、見知らぬ邸宅の続く一角に、カードの決済は時の速さを感じた。だが、そういった言葉の代わりにビンタが一発、そして、誘われることに、実際には有頂天にもなるものが、井の頭線の渋谷に隣接したそういう旅館街へ。電話口で、カメラが必要だという幼さも全身に見える妄想と言える手は、否定したが、言葉はそういう意味のものとは違って、一瞬のくらみにも通じた。カウンターで映画「戦争と人間」の、最終章のちらしを受け取って、2階の部屋へ、名は今井とはせずに、山本と、隠れてある、エレベーターの油圧感に、密室の暗さは無く、先にシャワーを浴びて、出ると、純白の下着姿の香乃は、腕を回して、やや俯いた様子で裸身に、公園の件はもう終わっていた。
浴槽の高価な仕上げの洗い場で、青白い蛍光灯の中にライカの色温度のように、部屋の温度はやや低く、手慣れた動作で温度の調整を。
令和三年の世界は、最後の動きに終止符を打ち始めていた。可能な限りの熟達した応答で、犠牲の低減についていたことは、女の身でも分かってしまい、笑いうといいとの、極秘情報についての一致には国難の日々の終結に相応しいとさえ思った。
昭和19年の生まれは、やっと任務が消えて行った。情報通になりえない小柄さは、おそらく必死の跡が分からぬものではない。F35-Sのトリックは、亭主の巨大銀行の行ったことは、明らかで、兜町の話も出てきたが、止められない要素はいくつでもあり、何故、父の取った中国への傾倒には不確かな要素があり過ぎていた。紺と桃の柄物の浴衣姿には、否定できず、ホッと息がこぼれた。差し出された写真はここ2週前の満州のモノクロで、或る歴然たる事実が置かれていた。噂でしかない、山本は靖国問題の中核にいた。だが、そこには、空自のF3改であるF35-Sが。富士と川崎の両方に足を掛けたことは、向こうがそう思う事は、想像できたが、この機体の撤去に走らされる身は、もう遅いと言えたが、香乃のパトロンはASMの攻撃について、皮肉の限りを続けた。だが、もう幾ばくも無い、事を知った。春の羽黒山にはひょっとすると、仲間割れで、行った純血種の定着をこころみた跡が。あとは、和歌山、そして、身延の2か所を生物層の側から否定できればいい。 話の行方は、「遺伝子工学」の偽のデーターにあった。恩師の藤岡はここの詳細にわたる、文面をFAXで送ってきた。 そこに書かれた、「進化説」は、インセクトに留まらない、「種の滅亡」が書かれていた。おおるりの終わりは、急激に進むが、ゴマシジミも後を追っている。但し、先ほどの2か所で済んだことが、会津盆地での異変で、やり直しに。 丹沢湖の2度目の事故には、あの男が絡んでいることは。東大の講師を止めて、松本に移転した、「蝶屋」である5歳下の猛者の食草につての、力は予想を超えて、高尾にも迫っていた。トランスファRNAのことは、普通分からないはずで、この、宮ケ瀬のランヨウアオイが、カントウカンアオイに分株されて、名を変えてしまった。藤岡のREPORTには、「他種分布域」につての絶望的な一面が。 後を追う、と思うが、もうその動きに追いつけずに、それでも行くしかない、安曇野への切符は。単純化された生物層の意味は、解り切っていた。
中島は島々谷に居た。ジョウザン、エゾ、をフジミドリに換えてしまうには、大した労力は要らず、これで、この種の低層化は決定したようなもので、ゴア博士の言う「系統変化の盲点」に一致していた。おそらく、267種中、残るのは100種以下で、なし崩しに、全てが。これが、あいつの言う、「日本の沈没」に当たる。
「ノアの箱舟」は、動き出している。政府は半島、サハリンの統合で、終わると読んでいるが、これはまさに盲点だった。 あれは、シジミの擬態ではないことは、REPORTで明示されていた。おそらく、本土の種は、大きなダメージを。
IPS細胞での疑似化で、偽物を潰すしかないが、おそれく許可は。拠点の一つ、高尾の山焼きで、ギフチョウの安曇野での動きを止める。 位置は簡単に変わってしまう、事実はここに。写真の入れ替えは、このフジミドリにおいて、明らかだった。その影響は石砂山の最後のギフチョウである、2001年の写真にある。これは、ニセギフで後羽の条痕が一本足りない、発生は5月で終わる。耐性が異常に低い。種が入れ替わったか、耐性の劣化が考えられていた。拠点の取り合いでない、この事実を知らせるには、殆ど意味は無いが、ここで知ることは重要で、この幻惑からの脱却は、速やかでなければ、影響は明らかに出ていた。
羽黒、和歌山、身延はいいが、他のPOINTは捜しようがないと思っていた。中島に会うしか知る方法はない。理由は判っていた。
続く)
このpictureは、PICSART photo STUDIOで。
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失礼にりそうな、出来が悪いイラストで、メンゴ・メンゴ。
3コメント
2022.03.18 01:56
2022.03.17 03:45
2022.03.17 03:14