栃木県、日光では3月の下旬には、雪解けの、杉の葉末にちょこんと、止まる、本種が見られます。
小型で、敏捷な本種は「春告げ蝶」 とも言え、生命の本質を見る想は、誰でもでしょうね。東京付近では、五日市、高尾では、普通に見られ、3月に訪れて、蝶がいると、この種です。
国蝶の、オオムラサキです。一番、多く見るのは、メッカ、日野春ですが、高尾でも結構、飛んでいます。特に、雌の巨大さは、アゲハ並みで、世界の「×ムラサキ」中、最大でしょう。警戒心が弱く、採集は容易ですが、国の認めた、本邦を代表とする、タテハの雄でもあり、日野春でも保護が必要です。 かの地では、10万尾は生息していますが、環境の激震には、耐えられそうもない、優雅な蝶です。 日光、上野原でも発生し、都心の榎には、本種ではなく、ゴマダラチョウが発生、たまに、ヒオドシチョウもいるらしい。
五日市では、見てませんが、高所を飛ぶ場合、旋回半径は大きく、10m以上です。翅は大きいので、音が、「パサッ」とします。外房の、モンキアゲハの翅音にも匹敵する、巨大な蝶です。 沖縄にはムラサキ・タテハが多種いますが、皆、模様は美しいのですが、小型に。 遺伝的に、一番近いのは、アカボシゴマダラでしょうか。この雌も大きいですが、本種の巨大さには。 ちなみに、日本の最大蝶は沖縄のナガサキアゲハで、トリバネに匹敵する、ものですが。トリは、進化種で、ながさきが先にできたと思えます。 沖縄では「白化」します。
天然記念物指定が必要です。
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